園舎について

広々としていて開放感のある運動場でした。園庭には池が設置されており珍しかったです。毎朝、子どもたちが池を見ることで生き物に触れ、観察することが出来る環境となっていました。室内は清潔感があり、とても綺麗でした。3階のベランダでは園でキャンプをする際、使用できるなど十分なスペースがあり、独自性のある園舎でした。

園長先生について

子どもたちが自由に思いきり遊ぶ姿勢を大切にしており、一人一人の可能性を導いて優しく援助をしている印象がありました。それぞれの子どもたちと深く関わりながら接しており、子どもたちからも先生たちからも慕われていました。とても話しやすく、気さくで面白い先生でした。

主任先生について

自由にやる時はやる、しっかりやる時はやるなどメリハリをつけて保育を行っていました。子どもたちが話を聞く態度を持てるように今何をするべきなのかを明確にして工夫した言葉かけをしていました。先生一人で全てを決めるのではなく、子どもたち自身の行動は子どもたちの意見も取り入れるなど全体での共有を行っているところが学びになりました。

園児について

とても元気いっぱいでそれぞれ個性のある子どもたちでした。たくさん話しかけてくれたり、普段園で行っている活動を教えてくれたりとお話の上手な子どもたちが多くいました。園児同士の揉め合いはほとんどなく、みんな思いやりのある子どもたちでした。特に印象に残っているのは、焚き火で使う細い枝木を折るときに木に立てかけて足で踏んでいたことです。その方が力が入りやすく、簡単に折れるということを教えてくれました。たくさんのことを知っており、積極的に行動する探究心のある子どもたちが多かったです。

保育内容について

今回の活動はたくさんの自然や生き物に触れることのできる森遊びでした。森遊びでは、焚き火をしたりおままごとをしたり探検をしたりなどさまざまな遊びの種類が設定されていました。1つの活動だけではなく、それぞれの子どもたちがやりたいと思ったものをやれる環境が整っており、自然とたくさん関わることのできる保育内容でした。焚き火のやり方を思い出し、自分たちで火を起こそうとすることがねらいとされていて実際に子どもがマッチで火をつけている姿が見られました。

保育の準備について

森遊びを行う上で、焚き火をする場所、おままごとをする場所などそれぞれの遊びごとで各ブースに分けられていていました。そのため、子どもたちはそれぞれの遊びが混在することなく、自分のしたい遊びを集中して行うことができていました。また、おままごとではテーブルやお皿を準備することでより実践的に子どもたちが遊べるような工夫がされていました。

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参加日程：2025-12-05