2階建ての園舎で1階が未満児クラス、2階が以上児クラスになっています。
保育室はどのクラスも広々としているため、子どもたちがのびのびと過ごすことができたり、木造の床で温かな雰囲気の中で子どもたちが安心して生活できる環境だと感じました。クラスによっては保育室内に丸い柱が立っていたりと、普通の家のようなアットホームな雰囲気の中で保育を行えるような環境構成と保育者の意図が感じられました。
3歳児クラスに入りました。子どもたちは着替えや荷物の整理などの身支度の準備ができるようになっていたため、保育者はすぐに手伝うのではなく子どもたちの様子を見守りながら、声をかける様子が見られました。自分で出来ることは無理に手伝うことなく、さらにできることを増やしていけるような関わりを心がけているのだと思いました。また、活動の合間ごとに保育者同士話し合う様子が多く見られ、保育者間の連携が上手くいっているのだなと感じました。
しかし、保育室での保育者の声掛けの声が大きかったことと、子どもへの声掛けで「𓏸𓏸しないで」という言葉が多くあったのが気になりました。
3歳児の子どもたちは、ブロック遊びをしている子どもたちが多く、ブロックで銃を作って戦いごっこをして遊んでいました。玩具で取り合いになったとしても、自分たちで「時計の針が1になるまで」などの約束をしたり、取られて嫌だった自分の気持ちを言葉で友達に伝える姿が見られました。
3歳児が午睡中は5歳児クラスにも入らせていただきました。5歳児は小学校に向けて午睡時間を無くして、一斉に折り紙を折る練習をしていました。年中までは個別の保育の形態が取られているため、一斉に同じことをするのは始めたばかりなのだそうで、まだ椅子にずっと座っているのが難しい子や保育者の話を聞く時間と折り紙を折る時間のメリハリをつけるのが難しい子どもの姿が見られました。しかし、保育者に言われずとも子ども同士で教え合う姿が見られたため、普段から友達とのコミユニケーションなど信頼関係が築かれているのだと感じました。
コーナー保育が取り入れられており、子どもたちは自分がしたい遊びを選んでそれぞれの遊びを楽しんでいました。
活動は基本的には少人数の個別の保育が行われているそうです。
連絡帳があり、毎月できるようになったことなどの成長を記録しているそうです。1人1台のタブレットやスマートフォンは配布されている様子はありませんでした。
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参加日程:2024-10-16
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