園舎に入ると、特徴的なY字の階段が印象的な広々とした空間が広がっていました。 ホールは吹き抜けになっており、天井が高く開放感がありました。保育室はそれぞれ色が統一されており、例えば0歳児クラスは産婦人科をイメージしたピンクにするなど、その理由も具体的に教えていただきました。また、サポートが必要な子どものためのカードがあり、子どもたち一人ひとりの過ごしやすさへの配慮が感じられました。 園内には様々な写真や階段の数字、ひらがなポスターなどが掲示されており、子どもたちが多くの情報に触れることができるよう工夫されていました。さらに、保育士が集中して作業できる「ノーコンタクトルーム」という空間が設けられており、職員の働き方にも配慮されている点がよく分かりました。
園の子どもたちのことをよく考えながら、現代の保育や時代についても視野を広く考えている方でした。
明るく、私たち学生が話しやすい雰囲気を作ってくださり、安心してインターンに取り組むことができました。園の行事の動画を、子どもたちのいきいきとした様子が分かるように丁寧に説明しながら見せてくださったり、広々とした園内を、安全面への配慮など細かく案内してくださったりと、多くのことを学ぶ機会をいただきました。職員の方々とも互いに助け合い、笑顔でコミュニケーションを取られている姿が印象的で、チームワークの良さが園全体の温かい雰囲気に繋がっていると感じました。
離職される先生がほとんどいらっしゃらず、在籍されている先生方の多くが経験年数の長い方であると伺いました。また、産休・育休後に復帰される先生が多いことからも、先生方にとって働き続けたいと感じる職場環境であることがうかがえます。
①「見守り保育」藤森メソッドをされています。子どもたちの主体性を考えながら、遊びを子どもたちが選択出来るようなコーナー作りをしているそうです。
②安田式遊具を園庭に設置しており、怪我をしない身体作りをしています。自然が多いので、子どもたちは畑で種まき、苗植え体験もすることができます。
③ホールのホワイトボードに3色食品群の分かりやすい図があったりと、食育にも力を入れていました。特に1歳児には事前に保育士と栄養士が話し合いをしてそれぞれに適した給食を提供するそうです。
④散歩によく出かけるそうで、子どもたち同士が手を繋ぐことで何かを見つけた時に自由に立ち止まれる、子どもたちの興味を大切にする想いがあるそうです。
⑤先生方は毎月交代でポートフォリオを書かれています。ノートに写真を貼り、それぞれのデザインで描かれており、保護者の方も見ていて嬉しい気持ちになるだろうなと思いました。栄養士の方も書かれており、玄関に置かれていたので保護者の方にも食育の内容が伝わりやすいと思います。
⑦行事は年間の行事予定を見ると、盛り沢山なのが分かります。自然を活かしたものや子どもたちが主体的に活動するものなど様々です。園長先生の、手抜きはせず、家庭では体験できないことを経験させたいという想いが伝わります。
・保育室に多くあった手作りおもちゃから、子どもたちが遊びを通して主体的に学ぶことを大切にされているという園の方針が強く感じられました。既成のおもちゃだけでなく、先生方が工夫を凝らして作られた温かいおもちゃに触れることができます。
・ある先生がピアノが元々得意ではないにもかかわらず、子どもたちのために日々努力を続けていると伺い、感銘を受けました。先生の真摯な努力する姿を子どもたちが見ることは、目標に向かって頑張ることの大切さを自然と学ぶ貴重な機会になっていると感じます。さらに、運動会やお遊戯会といった行事では、先生方による合奏も披露されると伺いました。多くの準備を重ね、皆で一つのものを創り上げる達成感は、先生方自身のやりがいにも繋がっているとのことです。子どもたちにとっても、先生方が楽しそうに演奏する姿は、音楽の楽しさを知るきっかけになるのではないかと感じました。
子どもたちの登降園管理にはQRコードが導入されており、迅速な登録と管理が実現されていました。一方で、西都保育園ではICT化を進める部分と、手書きでのやり取りを大切にする部分を明確に分けている点が印象的でした。おたよりや連絡帳などは手書きで行われており、そこには手書きならではの温かさを大切にするという園の方針が込められているとのことでした。
イベント詳細を確認する:保育FIELD TRIP|西都保育園
入力者学校名:
参加日程:2025-06-14
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