ウッドと白が基調で、清潔感とあたたかみのある園舎だった。事務室前には紫陽花のオブジェが飾られており、子どもたちが自然と季節感を学べるのが良い点だと思った。
外には遊具がたくさんあり、その中でもターザンロープを設置している園を初めて見たため驚いた。隣接している公園はクローバーや小さな花などが豊富で、様々な種類の虫もいたため、自然と接することのできるつくりとなっていた。
ユーモアがあり、私たち実習生にも先生方にも子どもたちにもとてもあたたかい対応をしていらっしゃって、初めの挨拶中に子どもが会話に割り込んできても笑顔で話しかけながらもその子が嫌な気持ちにならないように事務室を退出するように促していた。
園長先生のあたたかい人柄だからこそ園全体が素敵になるのだなと思った。
園長先生と同じくユーモアのある方で、初めの挨拶の時点からとても親しみやすかった。
最後のお話では、「人と接するときに良い所を見つけるようにする。あまりお手本にはできないと思える人を見たときも、その人から学べることを探しましょう」とおっしゃっていて、それがとても印象に残った。
アイカワ先生もタケマツ先生も私たちをとてもあたたかく笑顔で迎え入れてくださった。
アイカワ先生が、子どもたちがいけないことをしたときや喧嘩になったときに、感情的になるのではなく、子どもたちと同じ目線になって目を見て、お互いに何が嫌だったのか、どうすればよかったかをわかりやすく伝えているのを見て参考にしたいと思った。
タケマツ先生の、子どもたちの小さな変化にもすぐに気づいて声をかけられる観察力と対応力が印象的で、自分ももっと観察力を磨かなければいけないと思った。あんなに素敵な先生が同じ大学出身ということがとても嬉しく誇らしいと思った。
保育が始まってすぐに話しかけても人見知りをせず、「これは〜だよ」、「これ見てー!」と声をかけてくれたのが嬉しかった。
外遊びでは花の蕾を持ってきて「これなに?」と聞いてくれたので答えると「そうなんだ!」と理解してくれて他の園児たちにも見せてあげている姿が可愛らしかった。途中、遊ぶ順番ややりたいことがすれ違って喧嘩に発展するときもあったがこちら側の話を飲み込んでくれた。それでもおさまらなかったときは先生方が対応してくださって、その対応の仕方もとても参考になった。
また、給食時間やおやつの時間では「これおいしいね」などといった給食に関わる会話をしたり、食べるときのマナーを教えてあげたりすることができた。
お昼寝の時間では、なかなか眠れずずっと話している園児が数人いたが、その中で3人が「先生大好きだよ!」と何度も言ってくれてとても嬉しく、午前の疲れが取れて癒された。
帰りは「もう帰るのー?」と私たちが帰るのを悲しそうに見つめていて、私も今日が楽しかった分、まだこの子たちと一緒にいたいと心が痛んだが、それだけ私たちと過ごす時間を楽しんでもらえたとわかって嬉しかった。
午前はそれぞれブロックや絵合わせカード、おままごと、お絵かきなど自由に自分の好きな遊びをしていた。
その後、クラス交代制でお手洗いを済ませ、子どもたちと持ち物を確認しながら外に出る準備をした。また、お手洗いに行っていないクラスは絵本の読み聞かせをして、待機時間を飽きさせないようにする工夫があった。
外でもそれぞれおにごっこをしたり、オブジェに座ったり、植物に触れたりと自分の好きなように遊んでいた。
給食を食べる際は順番を守って並び、席についてお皿に入っているものは全て食べるという基本的なマナーを身につけながら過ごしていた。
お昼寝の時間ではなかなか寝付かず、喋っている子供も多かったが先生方のお声掛けで静かに寝ることや、既に寝ている他の園児たちを起こさないというルールを守って、最終的には全員が眠れていた。
保育に使う準備物の話を主任の先生と保育士の先生がしていらっしゃって、そのなかの「無駄なものは買わないようにしたい」という思いから「一つだけ試しに買ってみて納得のいったときだけ買い足す」という工夫が素敵だと思った。
指示をしたあとに、その指示通りに動きやすいよう先生方が机や棚を動かして環境作りをしていらっしゃるのを見て、大学の講義だけではうまくイメージがつかなかったが、今日で先生方の動きを把握できた。
また、お昼寝の間には工作用のたくさんの材料を準備していらっしゃった。
上記の、保育に使う準備物の話を主任の先生と保育士の先生がしていらっしゃったときに、保育士の先生が「大人と子供の感覚は違うから子供たちが楽しめることを1番に考えて買いたい」とおっしゃっていて、保育士としてとても素敵な考えだと思った。私も今後保育をする際はそれを頭に入れようと思う。
詳しくは知ることができなかったが、私が小さい頃は電話でやりとりしていた出欠連絡を行っていて、先生方の仕事量(時間)の削減になっていて良いと思った。
イベント詳細を確認する:保育FIELD TRIP|大井保育園
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参加日程:2025-06-21
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